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おとにきく

ゲーム音楽を愛して20年の適当ブログ

「遥か38万キロのボヤージュ」は、デスパレートでコズミック

紹介・感想

宇宙感バリバリで突き進む感じが好きです。

概要

タイトル:遥か38万キロのボヤージュ
ゲーム:東方紺珠伝(2015)
ジャンル:弾幕STG
作曲者:ZUN
シーン:5面道中のテーマ

弾幕STG「東方紺珠伝」より5面道中のテーマ「遥か38万キロのボヤージュ」
去年発売して聴いて以来、自分の中のベスト道中曲トップ10に入っている。

タイトルの38万キロは、地球から月への距離。
地球を飛び出して、宇宙の海を進む₍ボヤージュ₎主人公たち。

異変が起こっては持ち前のヤクザ力で解決してきた主人公だけど、今作は天敵の月が関わり、更にその月を貶めるテロリストが出てきたっていうんだから今まで以上にスケールがヤバイ。

 

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4面の月のお偉いさんに半ば強引に後押しされ、テロの親玉を探しに宇宙の海へ。
「いざ本拠地へ!」 という高揚感を向かえて5面に入ると・・・

ドドドドドッという胸を打つようなイントロで始まり、それまでの面とは打って変わったスペーシーな音色が流れる。

「今までのはお遊びだ」と言わんばかりの重々しく力強いシンセの音色で、いよいよもってテロリスト一派が本領発揮してきたって感じがして熱い。

個人的には、バックで鳴っている東方シリーズおなじみのフレーズも宇宙の神秘さを感じれて良い味出してるなぁと思う。

デッデッデッデの部分も好き。

 狂気の世界へようこそ!

そしてやはり、良い感じに盛り上がったところでボスキャラ*1が現れるところが面白いなぁと思う。

途中ピアノを挟んで段々と盛り上がっていき、次のフレーズに入った瞬間、颯爽と登場しては去っていきます。そのイカれた言動と左右に揺れる彼女((を見て「あっ・・この面やべーわ」と感じたプレイヤーも多いはず。

盛り上がりの場面でキャラが登場するのは他の道中でもよくあるけど、弾幕の濃さ・キャラ・そしてBGMの雰囲気が非常にマッチしていて印象に残った。

ハラハラドキドキ、宇宙の海の絶望感

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 5面がヤバイ面なのは実際その通りで、道中なのにシリーズでも屈指の難易度で語り継がれています。
「死んだらある地点からやり直し」という今作特有のシステムだと、ここで同じフレーズを延々と聞くプレイヤーが後を絶たちません。

中盤後半ではZUN氏おなじみのトランペット₍通称ZUNペット₎のメロディが入り、ずっしりとした、力強い印象を与えます。

弾幕ラッシュの嵐の中の絶望感を、己の身一つで乗り越えようとする男らしさ₍登場人物全員女の子だけど₎を感じて、シリーズの中でもかなり熱い曲なんじゃないかと思いました。

旅行でも、単なる遠方への移動でもない、プレイしたことを後悔するほどの絶望感、遥か38万キロのボヤージュというタイトルにはそんな意味が込められてるような気が・・・しなくもない。

そんな宇宙観たっぷりのこの曲が大好きです。

 

 ←オーケストラアレンジ

 原曲とはまた違った印象で素晴らしかった。

 

 

*1:クラウンピース。5面ボスでアメリカンな見た目の金髪妖精。ハイテンションで調子に乗ってるけど負けるとしおらしくなる。可愛い。